"Requiem"

"Requiem"

"Requiem"

"Requiem" 130.3 W x 162 H x 2.5 D cm mixed media. #mixed media #abstract

「洞察力」

私が何度も繰り返し書いている内容である。今日にも今後にも通用する問題でもある。再度、此処に敢えて掲載する。ーーー「洞察力」 2010年12月27日 所謂、玄人と言われる人物は分野を問わず全体と部分を同時に観る眼を所有している。 如何なる対象も多様なも…

「死神」

「死神」 「人はパンのみに生きるにあらず」だと、ふん!見るがいい、荒野の対決以後、依然として人間共は俺の意のままである。 所詮、生存とは他の生物の犠牲なく存続不可能である。人間にそれを超えうる能力を与えられていたとしてもその秘密に至るまでの…

「精神と肉体」

「精神と肉体」 精神と肉体は自覚した個人にとって即物的連動などしない。 ただ肉体の衰弱や疲労が全く影響を与えぬということではない。 無論、目的や方向性のない個人・自我の意識状態では肉体に大きく左右されやすいのは自明であるが。 これは個人の死生…

「表現の原動力」

「表現の原動力」 古今の真の「芸術家」は例外なく自らを完全に「解体」し、無垢な眼差しと叡智に満ちた生命エネルギーを蔵している。 自己解体の果てに時空を超え、名状しがたい空間と化した自我は異次元の漆黒の闇、混沌状態から表現衝動、灼熱の倫理とも…

「小林秀雄の事」

「小林秀雄の事」 拙著「小林秀雄論」より少し引用する。 「私の眼は光っているが、私の胸は暗いのだ」 小林秀雄が「ルナアルの日記」のなかで チェホフの日記の言葉を引用したものだが、小林秀雄自身も又実生活のなかで同じ想いを痛烈に味わっていた。この…